〜包装資材の研究開発における効率化および高度化を支援〜
製造業を次のステージへ導く株式会社SUPWAT(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO 横山卓矢、読み:スプワット)は、製造業における研究開発の効率化を機械学習により支援するサービス「WALL」がリュウグウ株式会社 (本社:愛媛県四国中央市、代表取締役:森川紘太郎、以下、リュウグウ)に材料業界で初導入されたのでお知らせいたします。本システムは、リュウグウが製造する包装資材の研究開発における効率化および高度化を目的に採用されました。
SUPWATは今後も、製造現場のデータ活用および業務効率化に関するソリューションを提供してまいります。
URL:https://www.supwat.com/solution/
AIで製造業に新しい価値を届ける機械学習ツール「WALL」導入の背景
リュウグウは包装資材全般の製造販売を主要事業とし、ポリ袋・レジ袋・ポリシート類、表紙・荷札・紙テープ等100種類を超える商品を取り扱う企業です。商品開発では強靭なポリエチレン袋「超ポリ」や環境負荷低減製品など、リュウグウ独自の配合技術により実現する研究開発に多くの時間が割かれています。また、商品の品質を担う品質検査工程は従来、熟練作業員の経験をもとに行われていましたが、業務負担に偏りが生じやすく、安定した品質管理にも大きな課題がありました。
そこでこの度、リュウグウが製造する包装資材の研究開発における効率化および高度化を目的に、SUPWATが提供する機械学習ツール「WALL」の導入が開始されました。導入後は「WALL」を利用し、作業員が経験をもとに行っていた素材の混合や設計における従来の過程を、過去の開発記録と照らし合わせ機械学習します。これにより、最適化および研究開発工程の効率化が可能となるため、リュウグウの商品開発力の強化が実現できます。
今後の展開
今後、SUPWATは「WALL」の学習精度を高めるため、リュウグウに対して研究開発データの取得や管理に関するコンサルティングも併せて提供する予定です。
製造業の研究開発現場の課題解決に向けて「WALL」の普及を目指していきます。また、製造現場のデータ活用およびこれを通じた業務効率化に関するソリューションを提供してまいります。
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リュウグウ株式会社 代表取締役 森川さまよりコメント
WALLの導入は、人手不足の昨今において、のちの人材確保のためにも有効だと考えました。今まで多くのパターンテストに多大な時間を要していましたが、WALLに過去のサンプルデータを入力してみると、少ないデータからでもパッと因果関係を見出すことができるんです。原料の特性に詳しくない方でも理解できるので、これは本当に驚きました。
今後、WALLにより開発の効率化・スピードアップが可能になると考えています。また、感覚の数値化による『経験の伝承』にも期待しています。